山形のスーパーフード、
里芋で世界にはばたく!

事業内容

『創業 明治33年』(1900年)
さといもや さとう農園は創業以来100年以上にわたり、⾥芋を取り扱ってきました。

明治時代に初代の佐藤喜三郎が野菜の⾏商を営み、秋になると地元でとれた新鮮な里芋を洗い加工して販売。当時、加工野菜などは、ほとんど無く、2代目の佐藤清蔵が引き継ぎ、平成元年に3代目の佐藤賢治がさとう農園株式会社を設立。山形名物である「芋煮」の主役である「里芋」を専門に扱う里芋専門会社として事業をスタートしました。 ⼭形では、古くから伝わる洗い⾥芋。⼿作業でひとつひとつ丁寧に⽪をむく技術は、いまも進化を続け、⼤切に継承しています。

当初は、里芋が収穫される秋の時期だけ取り扱っていましたが、山形では年間を通して里芋の需要が多く(1世帯当たりの里芋の消費額が、山形県は日本で第1位)、南は九州から四国、関東、東北、秋には里芋のメッカ・山形県と、季節に合わせ、その時期に一番おいしい里芋の産地リレーを行い、全国各地から仕入れています。里芋専業として、年間700~800トンの里芋を取り扱い、販売しています。 また、近年では芋煮レトルト商品など、加工品の需要も増加傾向で、取扱量が年々増えています。

平成28年には4代目の佐藤卓弥が代表に就任しました。

洗い里芋事業

すぐに調理できるように皮をむいて洗ってあるのが「洗い里芋」です。面倒な里芋の皮むきいらずで、袋から出して水洗いするだけですから、調理が簡単です。里芋をこすり合わせて洗うため、真っ白でツルツルな肌に仕上がり、栄養成分が多い表皮を残すことが出来ます。古くから弊社に伝わる伝統技術です。
洗い上がった里芋は、変色や傷みなどがないかをチェックし、不要なところがあれば手作業で丹念に取り除きます。里芋は、ひとつひとつ大きさや形状が異なります。自然のおいしさを保つよう、個々の里芋に合ったむき方をするには、熟練のセンスと技が必要になります。
里芋を洗う技術は、これからも大切に後世につないでいきたいと思っています。

農業生産事業

平成7年より、家庭菜園などで里芋を栽培する需要が増え、栽培の協力要請を受け、ハウスを設備し、里芋苗の栽培を始めました。
平成20年からは、里芋の⾃社栽培事業を開始しました。お客様より「農薬を使っていない、安心して食べられる里芋が欲しい」とのご要望をいただき、平成21年からはすべて農薬・化学肥料不使用栽培。ほんとうのおいしさを⽬指し、情熱と真⼼を込めて育てています。現在は約4haですが、将来的には10haまで栽培拡大する予定です。
さらに魅力的な農業を目指し、うずまき畑や里芋畑で描く地上絵など、さまざまな取り組みを圃場で展開しています。

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