日本一の芋煮会フェスティバル
全国に名高い山形県の秋の風物詩

地域貢献

里芋で山形県の食育に貢献

毎年9月山形市で開かれる山形名物の「日本一の芋煮会フェスティバル」。6.5mの大鍋で、約3万食の芋煮を作ります。当社はその芋煮の主役である里芋を栽培、洗い加工し、提供しています。

平成元年より始まった「日本一の芋煮会フェスティバル」は山形県を代表する一大イベントに成長しました。その効果もあり、山形の芋煮は全国的にも有名になり、昨今では海外でも芋煮のイベントが開催されるようになりました。 しかし、山形県は里芋の生産量は意外にも全国22~23位とほぼ中間の位置です。一世帯当たりの里芋年間支出金額が山形は日本一のため、地元の人でも全国トップレベルの生産量だと思っている方が多いようです。

では、やみくもに全国トップを目指して生産量を急拡大してもいいのでしょうか?
私たちは、山形の里芋をもっともっと地元に根付かせ、生活の一部にすることが大切だと考えています。米や小麦と同じように、里芋も主食として食べてもらえるような新しい食文化を創り、広めていきたいと思います。現在、里芋を使ったさまざまな麺、パンなど、主食として食べられる商品もを開発しています。 また、農業をもっと楽しく、もっと豊かにするために、里芋の畑をうずまき状にしたり、ナスカの地上絵を再現したり、地元の方々を巻き込む新しい農業の形に取り組んでいます。

この取り組みで地域を支え、元気にすることが私たちの願いです。そして、全国、全世界へ発信していくことにより、里芋の新たな可能性を広げ、未来に豊穣をもたらし、地域をさらに楽しく豊かにしていきたいと思います。

日本一の芋煮会フェスティバルへの参加

日本一の芋煮会フェスティバルには、平成19年の第19回大会より参加させていただいています。

当初はの里芋の需要が最も増える繁忙期とイベント開催日が重なり、オーバーワークのためにご協力することが叶いませんでした。しかし、19回大会からはぜひ協力をという強い要請を受け、日本一の芋煮会で使用する里芋を全量洗い加工することになりました。

それから12年。第31回大会では、実行委員長として大会の運営を務めました。
山形県を代表するイベントとなった「日本一の芋煮会フェスティバル」に今後も協力を惜しまず、応援し、ともに盛り上げていきたいと思っています。

うずまき畑ユンボーで料理する日本一の芋煮会
里芋の地上絵3万人分の洗い里芋の準備
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